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タイの迷い方流「役に立つ電気の知識」(思い付いた事から書いていますのでかなりとんでいます)

電気って?
普通の生活をされている方は何も難しく考えず、家庭のコンセントは交流100Vなんだっとだけ知っていれば良いでしょう。
もうちょっと詳しく知っていて欲しい事は一つのコンセントにつなげるのは1500Wまでですよ!って位です。
電圧と電流を理解されていない方が多いと思いますが、100Vの電圧は電流が少なくても触れば感電します。
人にもよりますが30V程度でしびれを感じますし、舌だと9Vの乾電池で十分しびれます。
逆に車のバッテリーなどは12V100Aでも電圧が低いので触っても感電はしませんが、電線でプラスとマイナスをショートさせれば火花が出ます。
と言う程度だけ覚えておいて下さい。

家庭の電気
日本の一般家庭に来ている電気は100Vの交流電源です。
タイだと220Vとは言われていますが220Vから240Vの間です。
日本の場合は30Aか60Aが多いと思いますが、アンペアブレーカーが入っていて漏電するとブレーカーが落ちる様な安全設計になっています。
それが家のどこに有るか言うと大体はマンションなどだと玄関の近くに有ります。
アンベアブレーカーと一緒に20Aのブレーカーが付いていますが、これは配線に使っている電線が20A(2000W)を越すと熱を出して溶けたりして危険なので付いています。
逆に20Aのブレーカーに直接10Aしか流せない電線を設備として接続する事は出来ません。
通常、日本の家庭の電気配線設備では中の電線が2mmの太さで外皮が2重になったFケーブルを使用して配線しています。
(タイは220Vなのに外皮が1重で古いアパートだと壁に露出している所が多いので怖いです。ネコなんかがかじるちゃったらどうなるんだか?日本でも天井裏の電線は、ねずみの大好物なのでかじられて大変なのに。。。。)

一つのコンセントは15A(1500W)まで使えますが、普通はいくつかのコンセントがつながっていて、違うコンセントだから別に15A使えるかと言うとそうでは有りません。
同じブレーカーにつながっているコンセントだと,いくつ有っても合計で20Aまでしか使えません。
知らないでお風呂上がりに同じ部屋で二人で仲良くドライヤーを2つ使おうものなら瞬間にして真っ暗闇になりますのでご注意下さい。

それでは困ると電気屋さんで電線を買って来て自分でブレーカーから配線してしまおうなんて事は考えないで下さい。
電気工事は電気工事士の資格を持っている人しかしてはいけない事になっています。
なんで?と聞かれても、法律でそう決まっていますから近所の電気屋さんにお願いして下さい。

なお、家の外に付ている料金を計るメーターは電力会社の人しか蓋をあけてはいけない事になっています。

テーブルタップを買って来てあちこちに配線するのは自由ですが、あまり蛸足配線をするとコンセントが熱をもったりして危険ですので適当にしておきましょう。
なんで、風邪でもないのに熱が出るのと思われる方もいると思いますが、オームの法則という面倒な式が有って、それにあてはめると熱が出る事になってるんです。

簡単に100Vで15A使うと1500Wになる式を書くと
電圧×電流=電力ですから
100V×15A=1500W
となる訳です。
これは家庭でつかうオームの法則の式ですが、覚えにくい方は
AV(アダルトビデオ)=W(ちちの形)と覚えて下さい。
実は電線もコンセントも抵抗値を持っていますから熱が出ますが、後の方で説明します。

小学校の校庭でお花見!
寒いから校舎から電線をひぱって電気ヒーターをつけて、カラオケでも!
「あれ?カラオケが動かない」
日本の電気製品は電圧が90V以下になると動かないのが普通です。
細かく式を書いてもしかなないので、長ーく電線をひっぱると電線でロスが出て電圧が下がってしまうのです。
専門用語で言うと電圧降下 といいますが、これは電気を使えば使うほど電圧は下がります。
電線の長さと、使う電気の量の比率で電圧が決まりますが、こんな時は電気ヒーターをあきらめるか太い電線を引くしか有りません。
簡易的に解決するなら、電源ケーブルを2本引き1本を電気ヒーター、1本をカラオケにすると動きますが校舎の電源電圧がすでに低い場合はどんな事をしても無理です。
さすがに市販の電線で何百mも引いた事がないし抵抗値がどれだけなのか計ったこともないのですが、100mで1オーム程度の抵抗が有りますから計算の出来る方はして見て下さい。

電圧を電流で割ると負荷の抵抗値が出ますから。
簡単に100Vで1000Wの消費電力の場合は負荷抵抗10オームで電流は10A流れます。
電線の抵抗値が1オームで負荷抵抗が10オームだと何となく比率を計算しても1/10の10V落ちる事が分かると思います。
この場合だと電線が100Wの熱を出して電気を消費している事になります。

一部の地域ですが、夜ネオンが灯ると電力会社の電線が極端な電圧降下を起して町自体が電力不足になって90Vまで電圧が落ちてしまう地域もあります。
これを解消するには定電圧装置などを使うと良いのですが、一家庭分となるとかなりの金額がかかり現実的では無いのでパソコンなど困る物だけ無停電電源装置(UPS)などで対処すると良いと思います。
簡易に電圧を調整するスライダックなども有りますが、ネオンが消えて供給電圧が高くなった時に極端に電圧が上がってしまい危険です。
本当にプロでも電圧が低いからと安易にスライダックを使っているバカな人がいますが、常に供給電圧が低い時だけ又は海外の製品を使うときだけ使うのが正解です。
又トランスだからノイズフィルターになるだろうと思っている方もいますが、単巻きトランスと同じ構造ですからフィルター効果は有りません。

ついでに、市販の電源ドラムを良く使われると思いますが、たしかに1500Wまで使えますと書いて有りますが、良く見ると必ず全部ドラムからほどくようにい書いて有ると思います
これは、電線でロスが出ている分は熱になっているからで、全部巻いたまま1500Wフルに使うとドラムの内側に熱が溜まってしまって間違えなく煙が出てきます。
それでもブレーカーは20Aですから許容範囲内なので、電源ドラムの電線が溶けてショートするまでブレーカーは落ちませんので放っておくと危険ですから覚えておいて下さい。

電源周波数
日本の電源は地域によって50Hzと60Hzの2種類有りますが、今販売されている電気製品はどちらでも使えます。
25年以上前のテープレコーダーやビデオをお持ちの方は周波数が変わるとテープの速度が変わってしまうのでそのまま使う事は出来ません。
一部クーラーや冷蔵庫などは、60Hzで使った方が経済的な製品が有ります。
これは100Vの交流から直流に変換する時の変換効率が良いためです。

タイで買った電気製品は日本で使えるの?
コンピューターなど電圧に関係無く使える物で有れば殆ど使えますが、PSEマークが無いと日本では販売は出来ない事になりました。
PSEマークを貼る為の試験は漏電しないかどうかの試験が主です。
当然タイは電源電圧が高いのだから安全設計で大丈夫だろうなんて事は有りません。
開けてビックリって物も有ります。

(一応電気工事士の資格を持っていても知らない方がいるのでご説明ですが、電源回路の絶縁試験をした場合に特殊な電源ノイズフィルターが入っている機器が接続されていると250V以上で測定すると絶縁抵抗は0になります。)

タイの場合はテレビやビデオ製品はいろいろな信号方式が受信出来るので面白いのですが、日本のメーカー製だからと持って帰って来ても殆ど保証も修理もしてくれません。
タイのブランドだと100Vで動いたにしても、日本の規格には合わないのでやめておいた方が良いです。
テーブルタップでさえ、220V用だと日本で使うと半分の電力量(W数)でしか使えませんし2〜3回抜き差しするとガバガバになってプラグが抜け落ちてしまう様な物もあります。

タイで販売されているVHSのビデオテープはPALと書いてあると日本の一般家庭に有るNTSC方式のビデオでは再生で来ません。
一応何でも再生出来る放送用のVTRとTBCなど使ってフォーマットを変換してみた事はありますが、完全には変換出来ないものも有ります。
デジタル方式のDVDなどは保証は出来ませんが再生出来ます。
タイの音楽CDも再生出来ますが、この類いは時々偽物が有ったりするので、そんな物だと思って買って下さい。
逆に日本製の物を持っていったら使えるかどうかですが、コピューターなど220Vで使える物ならそのまま使えますし、変圧器(トランス)や変換プラグを一緒に持っていけば100Vでしか使えなくても大丈夫です。
日本のVHSのビデオテープはタイだと再生出来る機種が多いです。

家電製品の中身
洗濯機や冷蔵庫、クーラーなどVTRなど殆どの製品の中は100V以下の電圧の回路しか有りませんので、蓋を開けて間違って触ってもよっぽど心臓が弱い人でなければ感電死するほどでは有りません。
ただし、電気の知識が無い人はのわざわざ危険な事をする事も無いので興味本位で触るのはやめましょう!
ブラウン管方式のテレビやビンテージ品の真空管を使った製品は一桁違う1000Vの電圧の回路が入っていますので、絶対に触らない様にして下さい。
間違ってさわると、健康な人でも10分位は身動き出来なくなります。
工業用の200Vの電源は間違ってさわると、手が離れなくなってしまいますから、これは近寄らない方が良いです。
簡易的に電気が来ているか手で触ってテストする人もいますが、まねするのはやめて下さい。

 

興味がある方はどうぞ。

家庭の電気配線は2mmの単線のFケーブルをつかいますが、テーブルタップなどは2平方ミリの断面積の細い銅線を撚ったケーブルを使います。
これは単線は曲げにくく曲げると元に戻らないので使い分けていますが、太さは同じでも断面積は2mmの単線の方が大きくて計算すると、半径×半径×円周率で3.15平方ミリになります。
したがって、撚線のテーブルタップよりも Fケーブルの方が沢山の電流が流せる事が分かると思います。
撚線で2mmの単線と同等の電流をを流そうとすると相当する太さとし3.2平方ミリ(一般的にはスケアーと言っています)のケーブルが市販されています。
長い距離を引き回す場合は電圧降下を考えて5.5スケアーのケーブルを使用します。
どちらも30Aまで使用可能です。

一般的には30Aまで分かっていれば十分です。
日本で一般家庭で使用しているのは平行と呼ばれるコンセントで15Aまで、ホテルの業務用や舞台照明器具に使用されるのがT型コンセントで20Aまで、劇場の大型の照明器具や業務用音響機器用の電源に使用されているのが、A型(アースなし)又はC型(アース付き)コンセントで30Aまです。
一部映画の撮影スタジオでラージAというコンセントが使われていていますが、普通はまずお目にかかる事はないでしょう。
(ここでのA型とかC型は一般家庭で使われているコンセントの形状とは違いますし秋葉原を探しても売っていないと思います)

電源ケーブルはスピーカーケーブルとして使えますが、逆は耐圧などの試験をクリアーしていないので使用不可です。
どちらが音が良いかは何ともいえませんが、高域特性が良いのは細いケーブルほど良い様です。

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